保護者の皆様へ
早速ですが
今日、お子様のどんなことを褒めてあげましたか?
え?
褒めるところなんてないから褒めていない??
気持ちはよく分かります。
私も、息子が小中学生の頃は褒めることより叱ることのほうが多かったです。
正直、今保護者の皆様が思ったように、
「褒めるところなんてないよ。1から10まで言っても、なんでできないんだろう」
そんな風に思っていた時もありました。
でも、ある時気づいたんです。
駄目なことはダメ。ちゃんと考えてやりなさい。次の日の準備は前の日にやる。等々
その都度、言うことは言っていました。厳しく。
小学校の中学年位だったと思います。
この頃はいわゆる「問題児」でした。
授業中おしゃべりはもちろん、歩き回る。すぐ友達と喧嘩する。
ずっと言うべきことは言って教えてきたつもりでした。
良くなっている気がしない。
私のやっていることは意味がないんじゃないの?
当時の私は、叱るばかりで、褒めるという事を全くしていませんでした。
よし!じゃあ、叱ってだめなら褒めてみよう!!
何度も心が折れかけました。
「私が諦めたら、他に誰がこの子のことを本気で見守ってくれるのだろう?」
と自問自答し、友人・学校や部活の先生・塾の先生に相談しながら、
なんと、今年大学に合格しました。
お恥ずかしい話ですが、中学3年生の夏休み前の三者面談の時の成績表には1や2が普通にあって、公立高校に行くのも難しいと担任の先生に言われた息子が。
きっかけはやはり、私自身が変わろうと思ったことだと思います。
そして、息子のことを褒めてくれる人がほとんどいなかったときに、受験勉強を見てくれた先生がよく息子を褒めて、見守ってくれたことでした。
私自身、一人ではここまでできなかったと思います。
一番大事なのは、保護者様の愛情にほかなりませんが、その思いを支えてくれる協力者がそばにいてくれるか否かはとても重要なことだと思います。
同じ親であり、講師としてお子様はもちろん保護者様にも寄り添って、お子様の成長を共に見守っていけたらと思っております。
一人で悩まずに、ぜひ相談してください。