「ありがたい」の種類とは
「ありがたい」の意味は主に4種類あります。
1.恩恵、行為、配慮など相手に感謝を伝えるための気持ち。
2.自分が環境や状況に恵まれたことを表す気持ち。
3.偶然によって自分が望むようになったことを表す気持ち。
4.めったにない事に恵まれ手を合わせたくなる気持ち。
以上4つの種類があります。
ひらがなの「ありがたい」と漢字の「有難い」の違いは?
ひらがなの「ありがたい」は、相手や状況への感謝の気持ちを表し、漢字の「有難い」は、偶然や稀なことに恵まれた時の気持ちを表します。
上記で挙げた4種類のうち、
1.と2.が、「ありがたい」
3.と4.が「有難い」になります。
迷っちゃう?「ありがたい」と「ありがたいです」の違い
「ありがたい」を丁寧語の「です」とくっつけると「ありがたいです」という敬語になります。
「ありがたい」は形容詞なので、「です」をくっつけても敬語としてきちんと成り立ちます。
もともと、「ありがたい」は、「めったにない」と言う意味の言葉でしたが、今は感謝の気持ちを表したり、嬉しく思う気持ちを表したり、また恐れている気持ちを表す時にも使います。
「ありがたい」は、目上の人に使えない?
「ありがたい」は、全く失礼な言葉ではありません。
ただ乱用するのは失礼にあたることがあるので注意が必要です。
ビジネスシーンでよく使う!「ありがたい」の”言い換え”とは
ビジネスシーンで、「〜してくれたらありがたいです」のようにお願いすると、上から目線に感じられてしまうことがあります。これを避けるため、もっと丁寧な言い換え表現の敬語を学びましょう。
①:「〜いただければ幸いです。」
「いただければ」は「もらう」の謙譲語です。「幸いです」が「幸い」+丁寧語の「です」がついたものです。
② :「していただけますか?」「〜していただけますでしょうか?」
何かをしてもらいたい時に使います。
「〜していただけますか?」よりも「〜していただけますでしょうか? 」の方がより丁寧な表現になります。
③:「ありがたく存じます」
感謝の気持ちを込めて「ありがたいと思う」の代わりに使える敬語フレーズです。「思う」の謙譲語「存じる」+丁寧語の「です」を使ったフレーズになります。
④:「ありがたく頂戴します」「ありがたくいただきます」
感謝の気持ちを表す表現です。この表現を好ましくないと書かれているものがありますが、これは正しい敬語になります。
⑤:「恐れ入ります」「恐縮です」
意味は「申し訳なく思うのですが」になりますので、依頼や頼み事の前につけて使います。
⑥:「光栄です」
「光栄」の意味は、名誉に思うことです。「ありがたい」と少し違うニュアンスですが、言い換えできるケースも多くあります。
⑦:その他
・「ありがとうございます」
・「深謝いたしております」
・「厚くお礼申し上げます」
・「感謝申し上げます」
感謝の気持ちで「ありがたいと思う」の代わりに使える一般的な敬語フレーズです。
感謝の気持ちを相手の心にきちんと届くように伝えることができると、本当に素敵ですね。言葉磨きは、自分磨きにつながる近道です。ぜひマスターして下さいね。
おわりに
いかがでしたか?「ありがたい」と言う表現はとても大切な言葉です。自由自在に「ありがたい」気持ちを表すことで、人間関係もスムーズになります。
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