英単語の効率的な覚え方とは?①|中学生/英語

勉強コラム

皆さんこんにちは。個別教室のアルファです。
この記事では、札幌市内で小学生~高校生を中心に「完全個別指導」を行っているアルファが、英単語の効率的な覚え方について解説します!

受験英語で大きなウェイトを占める問題、何だか分かりますか?
それは『長文読解』です。
『読むこと』そのものが問題における大きなポイントで、『本文』『設問』が正しく読解できれば正答の可能性は飛躍的に高まります。

そして正しく、速く読解するために必要なのは『単語力』です。そのため世の中には『英単語の覚え方』を紹介した記事が数多くあります。
この記事で紹介するのは、その数ある方法の内の一つです。

「覚える」ことより重要なのは、『忘れない』こと

小学生の漢字テスト対策などを見ていると多くの子が『書き取り』をしています。
同じ漢字を続けて10回書く!というのを繰り返しています。
しかし、この覚え方では「しばらく経つと忘れてしまった」という経験をした子も少なくありません。
ここで重要なのは『覚えようとしない』ことです。
何度も繰り返すうちに『覚えてしまった』が理想なのです。
好きな番組の主題歌を何話も見ているうちに自然と覚えてしまうのに似ていますね!

ライティング、リスニング対策も並行したい

受験、テストではもちろん読解だけではなく書かされたり、聞き取らなければならない場面もあります。
そのため『読解』用にだけ単語の練習をするのは非常に勿体ないのです。
そこで手持ちの英単語帳を使って、自分のわからない、自信のない英単語をノート(ルーズリーフの方がおすすめ)に書いていきます。
その時には書きながら発音もしていきましょう!

まず、ノートのページを二等分するように線を引きます。

そして二等分されたところを更に分割します。(今度は半々ではなく4:6くらいの割合で)

では実際にやってみましょう!
この作業を行うのにおススメなのはオレンジまたはピンク色のペンです。(オレンジやピンク色だと赤シートで消えてくれるからです)
まずは赤シートで隠しながら一つ一つチェックしていきましょう。
そして『意味がわからない』『自信がない』『複数個ある意味の一部しかわからない』ものがあれば、その都度上で準備したノートに書いていきましょう。
この時は『覚えよう』としなくて大丈夫です!
とにかくひたすら書いていくだけで結構です

何回も繰り返すことが大切!

一冊の英単語帳を一通り終えてみると一回目のチャレンジでは思ったよりも大量にわからない単語が出てきたのではないかと思います。
もしかしたら3000語ある内の2000語がわからなかった!なんてこともあったかもしれません。
ですが一回目で完璧にできる必要はないのです。(最初からパーフェクトなんて人はいないでしょう?)

二回目のチャレンジでは英単語帳ではなく、一回目に自分が作ったノートを使用しましょう。
英単語帳の中には『一回目のチャレンジでわかってた単語』も『わからなかった単語』もどちらもありますが、自分が一回目に作成したノートには『わからなかった単語』のみが書かれています。
使用するものは英単語帳から一回目に使用したノートに変わりました(だからルーズリーフの方が扱いやすいわけですね)が、作業自体は一回目と同じです。

すると一回目には2000語のわからなかった単語が二回目には例えば1800語に減っているかもしれません。あるいはもっと減っているかもしれません。
そして三回目にはさらに減って1300語になっているかもしれません。

この作業を何度も何度も繰り返してわからない単語が0になるまで頑張ればクリアです!
もちろんクリアしたといってもそのまま放置してしまえばどんどん忘れていってしまいますので、定期的なメンテナンス作業は必要になります。

ですが『一度クリアまでやり遂げた』という事実があると『この程度の作業なら余裕だ』という気持ちにさせてくれます。
そして手元にある何度も何度もチャレンジした大量のノートが自分の努力を、成果を証明してくれます。
それが『自信』に繋がってくれるでしょう!

おわりに

単語力がついて英文が読めるようになってくると読むことが楽しくなってきますし、読むことが楽しくなれば速度も上がりますし正答率も飛躍的に上がってくることでしょう。

皆さんがこの感覚にいち早くたどり着いてくれることを心から願うものです。
最初は辛く大変でも、その先に待っているものを信じて頑張ってください!

さて、この記事をお読み頂いた方の中には
「中学生になってから苦手な科目が増えた」
「部活が忙しくて勉強する時間がとれない」
「このままだと高校受験が心配」
といった、お子さまの勉強に関するお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
中学生は授業のペースがどんどん早くなっていき、単元がより連鎖してつながってきます。
そのため、一つの単元につまづいてしまうと、そこから連鎖的に苦手意識が広がってしまうケースが多いのです。

したがって、一つ一つの単元を確実に理解しながら進めることが大切になってきます。
口で言うのは簡単ですが、これがなかなか、一人で行うのは難しいもの。

個別教室のアルファが提供する完全オーダーメイド授業は、一人ひとりのお子さまの状況を的確に把握し、学力のみならず、性格や生活環境に合わせた指導を行います。もちろん、受験対策も志望校に合わせた対策が可能ですので、合格の可能性も飛躍的にアップします。
中学生のお子さまの勉強についてお困りの方は、是非一度、プロ講師専門のアルファの指導を体験してみてください。