日常生活のなかで見慣れているもの=自然と記憶に残る
でも安心してください。これは自分だけではなく、それが自然なことです。
子供でも大人でもみんな同じです。
では、なぜ(1)(2)は答えられるのに(3)は答えられないのでしょうか?
少し考えてみてください。
なんとなくわかりますか?
はい、(1)(2)と(3)の違い、それは・・・
『毎日見ているかどうか』
です。
自分の筆箱の色を『自分の筆箱は赤!赤!赤なんだ!筆箱!赤!』
という風に覚えようと思って覚えていたわけではないですよね。
もしそんな人がいれば、相当な暇人ですね(笑)
そうではなく、『毎日見ているから』自然に頭に残っているんです。自然に覚えられているんです。
効率の悪い覚え方をしていませんか?
英単語を覚えるのに苦労している人も多いと思います。
書きまくっているのになかなか覚えられない、覚えようとしているのになかなか覚えられない、そんな人は、
『自分は覚えるのが苦手なんだ…』
『覚えるセンスがない…』
と、単語が覚えられないのは自分に能力がないからと思いがちです。自分の力のなさに凹んでしまうんですね。
そうではなく、自分に覚えるセンスがないのではなく、
覚えるときの効率とその方法が間違っているだけです。
確かに単語は書きまくって覚えられる人もいます。ですがそれも実は効率の悪い覚え方です。当然その“書き方”にも効率の良い書き方があるのですが、それは今回は省きます
今回は、『毎日見れば』言葉は覚えられるということを理解してください。
最初の例に戻りますね。
(1)あなたの筆箱の色は何ですか?→毎日見ているから即答できる。
(2)あなたの部屋のカーテンの色は何色ですか?→毎日見ているからこれも即答できる。
(3)昨日you tubeで最初に見た動画のタイトルの文字の色は何色ですか?
→毎日見ていないから答えられない。(毎日この動画を見ていれば自然に答えられます。)
毎日英単語に触れる環境を作る!
今回は単語を覚える為には『毎日見る』ことで覚えられる、ということについてお話ししました。
受験生が英単語シートをトイレに貼って覚える、ということを聞いたことがありませんか?家のトイレには毎日行きますよね?1週間ずっと家のトイレに行かない人はいないですよね?もしいればそれはそれでもう病院に行きましょう。トイレに貼る理由は『毎日目に入るから。→見るから。』これが理由です。
あとは、どうやって毎日見るような環境を作るか、です。
トイレに貼るのもいいですし、携帯で英単語のゲームを毎日するのもいいですね。
家の時計の近くに貼るのもいいです。
とにかく、毎日見る場所に何気なく英単語が載っているものを置いておくことがまず第一歩です。
これを読んだこの瞬間にしてみてください。明日になったらこの記事読んだことすら忘れてますよ(笑)
おわりに
さて、この記事をお読み頂いた方の中には
「中学生になってから苦手な科目が増えた」
「部活が忙しくて勉強する時間がとれない」
「このままだと高校受験が心配」
といった、お子さまの勉強に関するお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
中学生は授業のペースがどんどん早くなっていき、単元がより連鎖してつながってきます。
そのため、一つの単元につまづいてしまうと、そこから連鎖的に苦手意識が広がってしまうケースが多いのです。
したがって、一つ一つの単元を確実に理解しながら進めることが大切になってきます。
口で言うのは簡単ですが、これがなかなか、一人で行うのは難しいもの。
個別教室のアルファが提供する完全オーダーメイド授業は、一人ひとりのお子さまの学習状況を的確に把握したうえで、指導を行います。
もちろん、受験対策も志望校に合わせた対策が可能ですので、合格の可能性も飛躍的にアップします。
中学生のお子さまの勉強についてお困りの方は、是非一度、プロ講師専門のアルファの指導を体験してみてください。